第1回 利家盃 (地方重賞)

レース展開

ファストフラッシュが隊列を先導、そのすぐ後ろにティモシーブルーが取り付く

ファストフラッシュが果敢にハナを奪い、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にティモシーブルーが続く。そのあと、タンクティーエーとサウスアメリカンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サノサマーは中団前寄り。トウショウデュエルは中団馬群の真ん中付近を追走。メジャーシップは中団後方の位置取り。後方5番手で腰を据えて折り合いに専念するのはアイオブザタイガーとハクサンルドルフ。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはフェイマスラブ。どん尻にマイネルリボーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

利家盃、サノサマーがベテラン馬の健在を示す様な見事な走りで勝つ！

先頭はファストフラッシュでリードは1馬身。2番手にタンクティーエーとサウスアメリカンが続く。そのあと、ティモシーブルーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは1番人気のティモシーブルー。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた2番人気のサノサマーが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、4番手の位置から逸出した伸びを見せた1番人気のティモシーブルーが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団の位置からパワフルな末脚を披露したトウショウデュエルが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたサウスアメリカンが入線した。