紫苑特別

レース展開

オウシュウエンゼルが全馬を率いる展開、そのあとを追走するルナマリア

オウシュウエンゼルがハナを取り切り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にルナマリアが続く。そのあと、ミラクルエンツォが3番手の絶好位につける。続いて、ナイスシリアスワンは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはヴァロノス。その1馬身後ろ、ドリームヴィーナスは中団前め。レディーマドンナは中団馬群のど真ん中を追走。ボストンビクトリアは中団後方の位置。その後ろ、ヤマイチスカイが9番手。ミヤビマサコは後方5番手に控えて虎視眈々と機を待つ。ミキノティンバーは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはリンドカッチー。後方2番手の位置で脚をタメるのはバルセロナ。最後方にアスペラータがいる隊列で最初のコーナーを通過。

紫苑特別、ヴァロノスが稟性のレースセンスを駆使した見事な立ち回りで負け知らずの4連勝

先頭はオウシュウエンゼルでリードは1馬身。単独の2番手にルナマリアが続く。その後ろ、ヴァロノスが3番手。その直後、ミラクルエンツォが4番手。1馬身離れて、ナイスシリアスワンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のヴァロノスがとてつもない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、9番手の位置から目を引く伸び脚で猛進したヤマイチスカイが続き、2着と1馬身差の3着には、後方4番手の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったバルセロナが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたミヤビマサコが入線、さらにアタマ差の5着には、好位にいたミラクルエンツォが食い込んだ。