ボストンビクトリア（2005年生、母デック）

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2007年）

10月12日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエスプリゴールドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中5週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

3歳（2008年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったモアモーメントに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月14日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のバルセロナに3馬身の差をつけて優勝

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦のスイートピー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の夾竹桃特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のサマーフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦2勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月8日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦2勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた15戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルヒロドリームを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六七（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4歳（2009年）

5月4日、約6か月の休み明けで迎えた17戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（15戦2勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた19戦目は、万緑特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（16戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた20戦目は、鴫立沢特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月29日、中0週で迎えた21戦目は、夏木立特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（17戦2勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2二（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（18戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた24戦目は、立秋特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（19戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中0週で迎えた25戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（20戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着を確保した。

9月10日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、一般C2二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（21戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマキノホープに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月5日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（22戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

10月15日、中0週で迎えた29戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、北海道賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（23戦3勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したディーズテンダーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月25日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定のハンデ戦のローズマリー特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（24戦3勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。

12月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（25戦3勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

5歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（26戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月26日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（27戦3勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた35戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったサンオールインに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2二三（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（28戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。