3歳未勝利

レース展開

マイブリュージュが馬群を率いる形、半馬身差の2番手にキュートランが続く

マイブリュージュが果敢にハナを奪い、半馬身のリードで一団を引っ張っていく。2番手にキュートランが続く。その2馬身以上後ろ、レイワプリンセスとザントが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フクノルッカ、ブリリアントキング、ニシノラフカットらは中団前め。ルーリングとタマモイットウセイは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはレオテソーロ。2馬身以上差があって、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはルビースター。シンガリにストーンフェンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ルーリングが圧巻の差し脚を発揮して前方の各馬を楽々と抜き去る

先頭はキュートランでリードは半馬身。2番手にマイブリュージュが続く。少し間が空いて、レイワプリンセスが3番手。1馬身離れて、フクノルッカが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはフクノルッカ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたルーリングが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、先行勢の後ろの位置から迫力満点の伸び脚で驀進したフクノルッカが続き、2着とハナ差の3着には、途中から先頭に立ったキュートランが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた1番人気のレイワプリンセスが入線した。2番人気のストーンフェンスは最後方にいたが伸びが甘くなり9着に敗れた。