第46回 シンザン記念 (G3)

レース展開

シゲルアセロラが後続を引っ張る形、その少し後ろを追走するプレミアムブルー

シゲルアセロラがハナに立つ恰好となり、リードを2馬身以上キープしてレースを牽引。単独の2番手にプレミアムブルーが続く。続いて、マイネルアトラクト、ジェンティルドンナ、トウケイヘイローらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、タイセイシュバリエとピュアソウルは中団前寄り。マコトリヴァーサルは中団馬群の真ん中付近を追走。レオンビスティーは中団後方の位置。その後ろ、トロピカルメジャーが10番手。タツストロングは後方5番手に待機して機をうかがう。オリービンは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で悠々と構えるのはグラーネとヒシワイルド。最後方にサンシャインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シンザン記念、ジェンティルドンナが持ち味の先行力を活かした好位追走の戦法で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はシゲルアセロラでリードは2馬身以上。単独の2番手にプレミアムブルーが続く。そのすぐ後ろ、マイネルアトラクトが3番手。1馬身離れて、ジェンティルドンナとトウケイヘイローが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはマイネルアトラクト。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた2番人気のジェンティルドンナが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から堅実な伸びを見せたマイネルアトラクトが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、2番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したプレミアムブルーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のトウケイヘイローが入線、さらに3/4馬身の5着には、逃げ粘ったシゲルアセロラが食い込んだ。