こだま賞

レース展開

ジェームスとマリノピュアハート

ジェームスとマリノピュアハートが並んで端に立つ形となり、後続との差1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。エヴリトリックが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、サンシアトルは中団前め。シゲルウルフは中団馬群の真ん中付近を追走。エリーローレルは中団後方の位置取り。そのあと、シゲルビッグホーンが7番手。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはハンドレッドライフ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはジャンティーユ。どん尻にシーアールダンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

こだま賞、サンシアトルが捲り気味に押し上げる積極果敢な競馬で単勝一倍台の評価に応える

先頭はマリノピュアハートでリードは1馬身。単独の2番手にサンシアトルが続く。そのすぐ後ろ、エヴリトリックが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のマリノピュアハート。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のサンシアトルが強烈な末脚を爆発させてマリノピュアハートを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のマリノピュアハートから3馬身差の3着には、中団前目の位置から天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走した8番人気のジェームスが入った。