’91フェアウェルステークス

レース展開

ゴールデンテシオが全馬をリードする形、その直後に続くフォロロマーノ

ゴールデンテシオが主導権を握り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にフォロロマーノが続く。そのあと、トウショウファルコが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはマイネルガイスト。その1馬身後ろ、メイプルシルキー、ダービーサイクル、カシマラージャらは中団前目。少し間隔を置いて、ロンサムボーイは中団後方の位置。リアルボーイは後方4番手に待機して機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢するのはスバルボーイとヤシマプリンス。最後方にブラウンビートルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’91フェアウェルS、トウショウファルコが天性ののレースセンスを活かした巧みな立ち回りで先頭ゴールを果たす

先頭はゴールデンテシオでリードは半馬身。2番手にトウショウファルコが続く。そのあと、フォロロマーノとマイネルガイストが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたトウショウファルコが前を交わして先頭に立つとそのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、中団前目の位置から逸出した伸び脚で猛追したブラウンビートルが続き、2着と2馬身差の3着には、同じく中団前目の位置からゴールまでジンワリと伸びたロンサムボーイが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のリアルボーイが入線した。2番人気のフォロロマーノは好位にいたがいいところなく5着に敗れた。