第109回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

ルーブルアクトが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くホクセツギンガとビワハヤヒデ

ルーブルアクトが主導権を奪い、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。2番手にホクセツギンガとビワハヤヒデが並ぶ。少し間隔を置いて、ムッシュシェクルが4番手の絶好位につける。センゴクシルバー、アンダーキング、ステージチャンプらは中団後方の位置。マチカネタンホイザは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。少し間が空いて、後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはナイスネイチャ。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはナリタタイシン。殿にシゲノランボーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、ビワハヤヒデが人気通りの強さを証明して春の盾を奪取

先頭はルーブルアクトでリードは1馬身。単独の2番手にビワハヤヒデが続く。そのすぐ後ろ、ホクセツギンガ、ムッシュシェクル、ステージチャンプらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のビワハヤヒデが猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団後方の位置からものすごい伸び脚で猛追した2番人気のナリタタイシンが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したムッシュシェクルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたナイスネイチャが入線した。さらにクビ差の5着にはマチカネタンホイザとステージチャンプの2頭が入った（同着）。