4歳以上500万下

レース展開

トーホウライダーがハナを切る展開、そのすぐ後ろを追走するマイネルプロートスとウインザモチ

トーホウライダーが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。2番手にマイネルプロートスとウインザモチが並ぶ。その直後、アジュディファラオが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはシルクヘラクレス。その1馬身後ろ、ファイブスターは中団やや前。ジョーシンドバッドは中団馬群の真ん中あたりを追走。スエズとファンドリゲットは中団後方の位置。テーオーマグナムは後方5番手で進出の機をうかがう。ピエナミッチーは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはエーシンクラウニン。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはアウラスター。最後方にベートーヴェンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイネルプロートスが負けん性を発揮してゴール直前の激しい戦いをアタマ差でモノにする

先頭はアジュディファラオでリードは半馬身。2番手にウインザモチが続く。そのすぐ後ろ、トーホウライダーが3番手。1馬身離れて、マイネルプロートスとファイブスターが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいたマイネルプロートスが一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った2番人気のスエズをアタマ差で凌ぎ切り勝利をモノにした。2着のスエズから1馬身1/4差の3着には、2番手の位置から天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走した14番人気のウインザモチが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたテーオーマグナムが入線、さらにクビ差の5着には、途中から先頭に立ったアジュディファラオが食い込んだ。1番人気のファイブスターは先行勢の後ろにいたが見せ場なく6着に敗れた。