一般C2八九

レース展開

アイトアーサーが後続を率いる展開、その直後を追走するスペラーレ

端をきったのはアイトアーサー。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にスペラーレが続く。そのすぐ後ろ、グランクールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはジャックアバンティ。その1馬身後ろ、アークヴィルヌーブは中団前寄り。タロマイスターは中団馬群のちょうど真ん中を追走。コスモコンクエストは中団後方の位置。そのあと、サーストントラストが8番手。続いて、ベルセブンティーンが9番手。アドゥシールは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢するのはリトリーブとエクスプローラー。最後方にラウディがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジャックアバンティが古豪の意地を見せる様な力感に満ちた走りで勝利を手に入れる

先頭はスペラーレでリードは1馬身。単独の2番手にジャックアバンティが続く。そのすぐ後ろ、アイトアーサーが3番手。1馬身離れて、タロマイスターとグランクールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるスペラーレ。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたジャックアバンティが次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、途中から先頭に立ったスペラーレが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味のいい末脚を発揮した2番人気のタロマイスターが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたコスモコンクエストが入線した。1番人気のグランクールは先行勢の後ろにいたが見せ場なく6着に敗れた。