5歳以上500万下

レース展開

キョウエイビギンが隊列を牽引、その直後にシンボリオベリスクが続く

キョウエイビギンがハナを奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にシンボリオベリスクが続く。そのすぐ後ろ、トーワチャペルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはオリビアターフ、ダイワスピルバーグ、カイソクダンデーら3頭。その1馬身後ろ、ベルオオシマとシルバースピリットは中団前目。サンライトジャパンとフジミハワイは中団後方の位置。ウメノブラボーは後方4番手に控えて機をうかがう。最後尾にイースタンシンボリ、スイートメモリー、ワールドダンディらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オリビアターフが凄まじい差し脚を繰り出して前の馬たちを余裕でねじ伏せる

先頭はシンボリオベリスクでリードは1馬身。2番手にトーワチャペル、キョウエイビギン、カイソクダンデーらが続く。その直後、オリビアターフとダイワスピルバーグが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける14番人気のシンボリオベリスク。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたオリビアターフが異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、途中から先頭に立ったシンボリオベリスクが続き、2着とハナ差の3着には、2番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたカイソクダンデーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えた2番人気のトーワチャペルが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたフジミハワイが食い込んだ。1番人気のスイートメモリーは最後方にいたが決め手が足りず12着に敗れた。