ダイワスピルバーグ（1987年生、母タカラローズ）

ダイワスピルバーグ（1987年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は青鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時16歳）と交配したタカラローズが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地6戦1勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は中野栄治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のアスカクラウンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に敗れた。

4歳（1991年）

2月24日、約10か月の休養明けで迎えた4戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月26日、中7週で迎えた7戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のウイナーヒーローに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月7日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマコーローマンに7馬身の差をつけて制した。

10月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般（盛岡ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。