つばき賞

レース展開

エマヌエーレが隊列を引っ張る形、その直後にタイセイクラージュが取り付く

エマヌエーレが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にタイセイクラージュが続く。その直後、エンファサイズとメモリーズオブユーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ロードデルレイは中団前寄り。ショウナンアレクサ、ミタマ、ドクタードリトルらは中団後方の位置取り。ガルムキャットは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはティムール。しんがりにスマートファントムとプッシュオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

つばき賞、ロードデルレイが圧倒的人気に応える

先頭はエマヌエーレでリードは1馬身。単独の2番手にタイセイクラージュが続く。そのあと、メモリーズオブユーが3番手。1馬身離れて、エンファサイズとロードデルレイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける10番人気のエマヌエーレ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいた1番人気のロードデルレイが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったエマヌエーレが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮した2番人気のドクタードリトルが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えた11番人気のスマートファントムが入線した。