レース展開

アミザクラが一団をリードする形、そのあとにタケルワールドが取り付く

アミザクラが果敢にハナを奪い、後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にタケルワールドが続く。その後ろ、ラブディーバが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはラスティハーツ。その1馬身後ろ、カジュアルスタイルは中団やや前。リッコデラコルトは中団馬群のど真ん中を追走。フェスティヴオウカは中団後方の位置取り。ジュリアンは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはアンビリカルコード。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはスマートゾロ。しんがりにロイヤルパレードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジュライフラワー賞、ラスティハーツが持ち味のレースセンスを駆使したスムーズな立ち回りで初白星を挙げる

先頭はアミザクラとラブディーバでリードは1馬身。タケルワールドとラスティハーツが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立った11番人気のラブディーバが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のラスティハーツが鮮烈な末脚を爆発させてラブディーバを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のラブディーバから2馬身半差の3着には、同じく逃げ粘ったアミザクラが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた2番人気のスマートゾロが入線した。