ブラジルカップ

レース展開

アントニオマグナムが後続を引っ張る展開、半馬身差の2番手を進むキープザフェイス

アントニオマグナムが先頭に立ち、体半分のリードでレースを進める。2番手にキープザフェイスが続く。続いて、ダイワインディアナとセトノシェーバーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはホウショウルビー。その1馬身後ろ、モエレアドミラルとバロンカラノテガミは中団前め。スターオブニルス、ラガーリーダー、ワキノカイザーらは中団後方の位置取り。ポジティヴトライとアテストは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはヒカリアイとシベリアンメドウ。最後方にサクラティガーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブラジルC、ダイワインディアナが武器である機動力を駆使したセオリー通りの取り口で5勝目を獲得

先頭はアントニオマグナムでリードは体半分。2番手にキープザフェイスが続く。その直後、ダイワインディアナ、セトノシェーバー、ホウショウルビーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるアントニオマグナム。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたダイワインディアナが自慢の末脚を炸裂させてアントニオマグナムを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を物にした。2着のアントニオマグナムからクビ差の3着には、3番手の位置から出色の末脚を繰り出した1番人気のホウショウルビーが入った。そこから4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のワキノカイザーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたモエレアドミラルが食い込んだ。