レース展開

ホウオウファーストが集団を率いる展開、直後の位置にツエアストが取り付く

ホウオウファーストが単騎で逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にツエアストが続く。そのすぐ後ろ、セレッソプリマベラが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはミイダッシュ。その1馬身後ろ、ヤマジュンロッキーは中団前寄り。クリノチクバオーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。オモウツボは中団後方の位置取り。その後ろ、カナデルスターが8番手。スマイルハッピーは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはノーブルキッス。後方2番手の位置でじっとしているのはトミケンスーペル。どん尻にルベライトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドレーシングボード賞、ホウオウファーストが古馬の底力を示す様な堂々たる走りで5勝目を手にする

先頭はホウオウファーストでリードは1馬身。2番手にミイダッシュとセレッソプリマベラが続く。そのすぐ後ろ、ツエアストが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む1番人気のホウオウファースト。そのままホウオウファーストが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団前目の位置から持ち味のスタミナで最後まで奮闘したヤマジュンロッキーが続き、2着とアタマ差の3着には、2番手の位置から天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したミイダッシュが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたセレッソプリマベラが入線した。2番人気のカナデルスターは中団後方にいたがいいところなく10着に敗れた。