一般C3十一

レース展開

ニチリンとファルダ

ニチリンとファルダが並んで先陣を切る恰好となり、後続を1馬身ほど離してレースを進める。ディアマンエクラが3番手の絶好位につける。その後ろ、ベジタブルストアは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはミワテツニゴー。その1馬身後ろ、ジンバブジは中団前目。ヴァイスネージュとシャザロインは中団馬群の真ん中あたりを併走。ヤマトホープシップは中団後方の位置取り。そのあと、マーカンエミーオが10番手。続いて、ルレットとエンタイトルドが11番手。ユーリエンペラーは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはストロングフレイヤ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはフランコニア。しんがりにマイヴェリテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファルダが持ち味の自在性を駆使したロスの少ない競馬で初白星を挙げる

先頭はニチリンでリードは1馬身。単独の2番手にファルダが続く。その後ろ、ベジタブルストアが3番手。そのあと、ディアマンエクラが4番手。1馬身離れて、ミワテツニゴーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるニチリン。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のファルダが前を交わして先頭に立つとそのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったニチリンが続き、2着と2馬身差の3着には、9番手の位置から閃光のような末脚を発揮したヤマトホープシップが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたジンバブジが入線、さらにクビ差の5着には、絶好位にいたベジタブルストアが食い込んだ。2番人気のディアマンエクラは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。