仲冬特別

レース展開

バーデンフォンテンが全馬を率いる展開、その半馬身後ろを追走するトップパシコ

バーデンフォンテンが主導権を握る恰好となり、半馬身のリードで集団を先導。2番手にトップパシコが続く。そのあと、シャドロンガールとナイキフェイバーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはザブレス、サクラタイリン、ボルチモアボーイら3頭。その1馬身後ろ、ダイワフォーチュンは中団やや前。ロコグリーン、ガリョウテンセイ、カイシュウコンドル、メジャーカフェ、ショウナンワンダーらは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはバクシンスペシャル。最後方にリンガスハンターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

仲冬特別、ダイワフォーチュンが中位から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はトップパシコでリードは1馬身。単独の2番手にバーデンフォンテンが続く。その後ろ、ザブレス、シャドロンガール、ナイキフェイバー、サクラタイリンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行する各馬がなかなか止まらない中、3番手から抜け出したのは1番人気のサクラタイリン。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたダイワフォーチュンが驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置から目を引く伸び脚で猛進した1番人気のサクラタイリンが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったメジャーカフェが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたナイキフェイバーが入線、さらにクビ差の5着には、最後方にいた13番人気のバクシンスペシャルが食い込んだ。2番人気のザブレスは好位にいたが最後一杯になって9着に敗れた。