木の芽坂賞

レース展開

エムティゲランが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むプレストアーサー

エムティゲランが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にプレストアーサーが続く。その直後、ディヴァージオンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはブルズアイ。その1馬身後ろ、パレルモは中団前目。クイーンカトリーヌは中団馬群の真ん中付近を追走。マイネルボンバーは中団後方の位置。続いて、ブラックピアノが8番手。そのあと、ムサシジェリーナが9番手。リケアミネオラは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはグロリオサ。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはルメビーンズ。シンガリにガンモレジェンドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

木の芽坂賞、グロリオサが中団後方からキレのいい差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はエムティゲランでリードは1馬身。単独の2番手にブルズアイが続く。その直後、プレストアーサーが3番手。1馬身離れて、ディヴァージオンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、6番手から抜け出したのはパレルモ。そのまま押し切る態勢だったが、8番手にいたグロリオサが豪快な末脚を爆発させてパレルモを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のパレルモから3/4馬身差の3着には、2番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張った1番人気のブルズアイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたガンモレジェンドが入線した。2番人気のプレストアーサーは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。