3歳以上1000万下

レース展開

アルヴィスがレースを牽引、僅差でゼンノマルビナスが続く

先陣を切ったのはアルヴィス。体半分のリードで馬群を牽引。2番手にゼンノマルビナスが続く。そのすぐ後ろ、レイジングザバーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはエプソムスタウト、ピサノフィリップ、アグネスラックら3頭。その1馬身後ろ、ムーンレスナイトとセイカモリオカは中団前目。少し差があって、メイショウセレットは中団後方の位置取り。さらにその2馬身以上後ろ、シルクデュエリストは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはテンザンメダリスト。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはフルブラッサム。ポツンと離れたシンガリにアイアンキングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フルブラッサムが中団後方から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はゼンノマルビナスでリードは半馬身。2番手にアルヴィスが続く。そのあと、レイジングザバーが3番手。1馬身離れて、ピサノフィリップとムーンレスナイトが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはピサノフィリップ。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたフルブラッサムが強烈な末脚を炸裂させてピサノフィリップを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のピサノフィリップから2馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から稟賦の負けん気を発揮してゴールまで力戦した2番人気のムーンレスナイトが入った。そこからクビ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えた1番人気のアイアンキングが入線した。