初茜賞

レース展開

モンサンアルナイルが隊列を率いる形、その直後にジョリーアップが続く

モンサンアルナイルがハナを切り、リードを1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にジョリーアップが続く。その後ろ、アルセナーレが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマーブルケーキとトウカイエントリー。その1馬身後ろ、パイロキネシストとモルゲンロートは中団前目。ダノンミシガンは中団馬群の真ん中付近を追走。メジャーステップは中団後方の位置。そのあと、エネスクが10番手。その直後、ヤギリジャスパーが11番手。ワイルドコットンは後方5番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方5番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはメリーウィドウとデジタルフラッシュ。少し間が空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはラインセイラ。少し離れたどん尻にダンディーレイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

初茜賞、ヤギリジャスパーが中団後方から力強い末脚を炸裂させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はモンサンアルナイルでリードは1馬身。2番手にジョリーアップ、モルゲンロート、トウカイエントリーらが続く。そのあと、アルセナーレとパイロキネシストが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のトウカイエントリー。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたヤギリジャスパーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いた1番人気のトウカイエントリーが続き、2着と1馬身差の3着には、後方2番手の位置から切れ味抜群の末脚を発揮したダンディーレイが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のエネスクが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団後方にいた16番人気のワイルドコットンが食い込んだ。