モルゲンロート（2013年生、母レッドシャトル）

モルゲンロート（2013年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「朝日で山肌が赤く染まる事(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時25歳）と交配したレッドシャトルが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はまるとみ冨岡牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月24日、デビュー戦はD.マクドノー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマインシャッツに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月21日、中7週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入った。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、抜け出したアルセナーレにハナ差届かず2着に惜敗した。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったポッドクヒオに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

9月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた8戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカシノカームを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下のチバテレ杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。

4歳（2017年）

1月5日、中4週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って14着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の初茜賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた13戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

4月29日、中9週で迎えた14戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

7月23日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたノースランドボーイ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下のニセコ特別（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

9月23日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月18日、中7週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたネコビッチ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサクセスエナジーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2018年）

1月6日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（8戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月12日、約4か月の休み明けで迎えた23戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（9戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嘉藤貴行騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたワシントンレガシー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

7月28日、中7週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嘉藤貴行騎手（11戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヤマイチジャスティに2馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の岩室温泉特別（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で嘉藤貴行騎手（12戦1勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月13日、中7週で迎えた27戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたブラックジョー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた29戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の鳴海特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったイーグルバローズに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6歳（2019年）

3月16日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の恵那特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月5日、中6週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下の八海山特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したゲキリンに半馬身届かず2着となった。

5月19日、中1週で迎えた32戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の日吉特別（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（14戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（15戦1勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず15着に終わった。

11月9日、中9週で迎えた35戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（16戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったフォルツァエフにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。

11月30日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（17戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7歳（2020年）

1月18日、中6週で迎えた37戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 小雪/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンフォーカスから1馬身半差の2着に敗北した。

4月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンクリスからハナ差の2着に甘んじた。

4月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8歳（2021年）

9月20日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝2880m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大江原圭騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックムーンから3/4馬身差の2着に敗北した。