2024川崎ジョッキーズカップ第6戦

レース展開

ショウナンマナが隊列を率いる形、その直後にアスミが続く

主導権を握ったのはショウナンマナ。後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にアスミが続く。そのすぐ後ろ、アメリカンライトが3番手の絶好位につける。その直後、グレースミューズは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはグラスアラバニーユ。その1馬身後ろ、オルロージュは中団前目。シンキングキャロルは中団馬群の真ん中あたりを追走。ノーブルプロセスは中団後方の位置。続いて、ウインプロストが9番手。アドヴェントイヴは後方5番手で進出の機をうかがう。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはシンボリビーノとタイセイスパート。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはノーブルジャック。殿にノーブルキャニオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2024川崎Jカップ第6戦、グラスアラバニーユが持ち味の先行力を活かした好位追走の戦法で久方ぶりの勝利

先頭はショウナンマナでリードは1馬身。2番手にグラスアラバニーユとアスミが続く。その直後、グレースミューズが4番手。1馬身離れて、アメリカンライトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたグラスアラバニーユが一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、4番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたグレースミューズが続き、2着と2馬身半差の3着には、9番手の位置からゴールまでジワジワと伸びたウインプロストが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったショウナンマナが入線、さらに1馬身半差の5着には、2番手にいたアスミが食い込んだ。2番人気のオルロージュは中団にいたがいいところなく9着に敗れた。