淀屋橋ステークス

レース展開

リガードシチーが全馬を率いる展開、その半馬身後ろを追走するスイートルーム

リガードシチーが主導権を奪う形となり、体半分のリードで集団を先導。2番手にスイートルームが続く。その後ろ、モンパルナスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエイシンヘーベとスターエルドラード。その1馬身後ろ、ビッグエンデバーとヨイチサウスは中団前目。シルクブラボーは中団馬群の真ん中付近を追走。ナムラジーガーとスピニングノアールは中団後方の位置。後方7番手でジックリと運ぶのはブルーショットガン、マイケルバローズ、ローランジェネルーら3頭。後方2番手の位置で脚をタメるのはトニービーバー。ポツンと離れた最後方にアドマイヤドレスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

淀屋橋S、モンパルナスが世間の低い評価を歯牙にも掛けない力強い走りで勝利を手中に収める

先頭はリガードシチーでリードは体半分。2番手にスイートルームが続く。そのあと、モンパルナス、エイシンヘーベ、スターエルドラードらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるリガードシチー。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた12番人気のモンパルナスが生得の持続力で渋太く末脚を持続させてリガードシチーを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに飛び込んだ。2着のリガードシチーからハナ差の3着には、後方4番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで頑張った2番人気のマイケルバローズが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヨイチサウスが入線、さらにアタマ差の5着には、同じく中団前目にいた14番人気のナムラジーガーが食い込んだ。1番人気のスピニングノアールは中団前目にいたが失速して11着に敗れた。