一般C3五六

レース展開

マンハッタンソングが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むイチザテイオー

主導権を握ったのはマンハッタンソング。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にイチザテイオーが続く。そのあと、ガッサンノリュウが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、シュメッターリングは中団前め。ワイルドヒートボムは中団馬群のちょうど真ん中を追走。インヴィジブルは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ノーブルシリウスが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはゲンパチキララ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはサンベリーニ。最後方にゴーアブロードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シュメッターリングがベテラン馬の矜持を見せる様な躍動感溢れる走りで優勝

先頭はマンハッタンソングでリードは1馬身。単独の2番手にイチザテイオーが続く。その後ろ、シュメッターリングが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはイチザテイオー。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた2番人気のシュメッターリングが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、2番手の位置から持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったイチザテイオーが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出したインヴィジブルが入った。逃げた1番人気のマンハッタンソングは粘りを欠いて5着に敗れた。