3歳未勝利

レース展開

クレバーモーリンが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにレジェルマン、ヤマテウォルデン、グロッケンラインが取り付く

クレバーモーリンが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。2番手にレジェルマン、ヤマテウォルデン、グロッケンラインらが並ぶ。続いて、ベートーヴェンが5番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ファンキードラゴンとアドマイヤサクラは中団前め。トラストジェニオ、サーパスオール、ローランセレブルらは中団馬群の真ん中付近を併走。マウイジャカランダは中団後方の位置取り。デンコウレーナは後方5番手で機を待つ。サンオールインは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。2馬身以上空いて、後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはダンツショウグン。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはオジジアンクリス。少し離れたどん尻にロイヤルカリバーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダンツショウグンが圧巻の差し脚を発揮して前方の各馬を楽々と抜き去る

先頭はヤマテウォルデンでリードは体半分。2番手にクレバーモーリンとアドマイヤサクラが続く。その後ろ、トラストジェニオとグロッケンラインが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるヤマテウォルデン。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたダンツショウグンが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、途中から先頭に立ったヤマテウォルデンが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走した2番人気のアドマイヤサクラが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたオジジアンクリスが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたファンキードラゴンが食い込んだ。1番人気のグロッケンラインは好位にいたが失速して10着に敗れた。