3歳以上500万下

レース展開

スプリングボゴタが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むスリーハイシャトルとスペシャルシチー

ハナに立ったのはスプリングボゴタ。リードを1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にスリーハイシャトルとスペシャルシチーが並ぶ。その直後、メディアミックスとナスケンウインドが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、サイクルシチーは中団前寄り。少し空いて、ショウナンガウディ、ハイエストフォース、インターメルボルンらは中団馬群のちょうど真ん中を併走。シルクコンコルドとオンワードマリオンは中団後方の位置。エイワンタッチとソブリンソニックは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはシルクセレクト。少し離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはラッキーサフロン。少し離れた殿にブルースコーピオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エイワンタッチが中団後方から切れ味のいい差し脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はスプリングボゴタでリードは2馬身以上。単独の2番手にスリーハイシャトルが続く。その直後、メディアミックスとナスケンウインドが3番手。1馬身離れて、ショウナンガウディ、サイクルシチー、スペシャルシチー、オンワードマリオンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのは13番人気のショウナンガウディ。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたエイワンタッチが猛烈な末脚を炸裂させてショウナンガウディを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のショウナンガウディから2馬身半差の3着には、3番手の位置から天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したナスケンウインドが入った。そこから半馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたサイクルシチーが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいた16番人気のシルクコンコルドが食い込んだ。1番人気のメディアミックスは好位にいたが失速して11着に敗れた。2番人気のオンワードマリオンは先行勢の後ろにいたがいいところなく8着に敗れた。