シルクセレクト（2002年生、母ダーリングスキー）

シルクセレクト（2002年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋選ぶ、選抜する」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したダーリングスキーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地18戦0勝2着3回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、嶋田牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、半沢によって1,575万円で落札された。

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月14日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、スズノトウコンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2005年）

4月16日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、フェスティヴナイトに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

7月9日、中4週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたキクノリゲル決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、最後はグレートホーラーと並んで4着同着となった。

9月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた16戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

12月11日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武士沢友治騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4歳（2006年）

5月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに19kg増やして迎えた19戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた21戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた22戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた23戦目は、エクセレント（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。