4歳以上C1 15

レース展開

クラウンボルチモアが全馬を牽引、その直後を進むモスアゲート

クラウンボルチモアが先陣を切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にモスアゲートが続く。そのあと、ハツラツニッコウが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、メイショウエクボは中団前寄り。マカロンは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて運ぶのはアナザーパラダイス。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはテラザジーニアス。しんがりにマイネルデインティがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アナザーパラダイスが中団後方から優れた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はクラウンボルチモアでリードは1馬身。単独の2番手にメイショウエクボが続く。その直後、モスアゲートが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のクラウンボルチモア。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいた2番人気のアナザーパラダイスが目を見張るような末脚を爆発させてクラウンボルチモアを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のクラウンボルチモアから半馬身差の3着には、3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したモスアゲートが入った。