ホーネット賞

レース展開

シゲルコウモリが隊列を引っ張る展開、2番手を追走するアブラアム

シゲルコウモリが単騎で逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にアブラアムが続く。そのすぐ後ろ、ジェルジオが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ボルドーヴィエンヌは中団前寄り。ゴールドエースは中団後方の位置取り。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはブエラプーラ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはピボット。シンガリにアクティブベルンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ホーネット賞、ブエラプーラが自ら動き出す進取果敢な取り口で3勝目をマーク

先頭はシゲルコウモリでリードは1馬身。単独の2番手にアブラアムが続く。そのあと、ボルドーヴィエンヌとブエラプーラが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはアブラアム。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいた1番人気のブエラプーラが目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、2番手の位置から持ち前のスタミナで最後まで敢闘したアブラアムが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったシゲルコウモリが入った。2番人気のアクティブベルンは後方3番手にいたが伸びが甘くなり5着に敗れた。