2021川崎ジョッキーズカップ第4戦

レース展開

シンキングポケットが一団をリードする形、そのあとにタカラチーターが取り付く

シンキングポケットがハナに立ち、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にタカラチーターが続く。続いて、ジャポネスクが3番手の絶好位につける。そのあと、ダイユウゲネシスは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはヨイチビーム。その1馬身後ろ、スエヒロドラは中団前め。シェルメールは中団馬群の丁度真ん中を追走。ケルサスは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、セブンミラクルが9番手。コンステレーションは後方5番手に待機して前の動きを静観。ピカレスクスマイルは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはヤマニンプルニエ。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはサンベリーニ。少し離れた殿にバジガクカラッツがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2021川崎Jカップ第4戦、シンキングポケットが低評価を物ともしない力走を見せて勝利を掴み取る

先頭はタカラチーターでリードは1馬身。単独の2番手にシンキングポケットが続く。そのあと、ヨイチビームが3番手。そのすぐ後ろ、ジャポネスクが4番手。1馬身離れて、セブンミラクル、コンステレーション、スエヒロドラらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるタカラチーター。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた11番人気のシンキングポケットがきちんと末脚を伸ばしてタカラチーターを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のタカラチーターから3馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から息の長い末脚を発揮したコンステレーションが入った。そこからクビ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたヨイチビームが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたジャポネスクが食い込んだ。1番人気のスエヒロドラは先行勢の後ろにいたが見せ場なく8着に敗れた。2番人気のセブンミラクルは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって11着に敗れた。