2歳新馬

レース展開

トールキンが集団を引き連れる形、直後の位置にタガノタントとタロントゥーズが続く

トールキンが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にタガノタントとタロントゥーズが並ぶ。その1馬身後ろ、ラコンチャは中団前寄り。タガノヴィクターとペイシャフラワーは中団後方の位置。後方2番手の位置で脚をタメるのはエスオールージュ。ポツンと離れたどん尻にカシノニケがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タガノタントが強みである自在性を活かした隙のない立ち回りで初白星を挙げる

先頭はトールキンでリードは半馬身。2番手にタガノタントが続く。その後ろ、ラコンチャとタロントゥーズが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるトールキン。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた2番人気のタガノタントが別次元の末脚を炸裂させてトールキンを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のトールキンから6馬身差の3着には、中団後方の位置から天性の敢闘精神でゴールまで力闘したペイシャフラワーが入った。1番人気のタロントゥーズは好位にいたが見せ場なく4着に敗れた。