ジューンステークス

レース展開

グランスクセーが馬群を引っ張る形、直後の2番手にエレガントモアとロードスターが取り付く

グランスクセーが逃げを打つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にエレガントモアとロードスターが並ぶ。少し離れて、ジュビレーションが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクラシックステージとベリーファイン。その1馬身後ろ、ハヤカゼジョーとリアルヴィジョンは中団やや前。ヤマニンサイボーグは中団馬群の丁度真ん中を追走。ノボエイコーオーは中団後方の位置。その直後、クラフトマンシップが11番手。少し間隔を置いて、後方7番手でジックリと折り合いをつけるのはパラダイスヒルズ、ツジノワンダー、ウメノターボら3頭。さらに2馬身以上空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはアラビックスター。少し離れたシンガリにエプソムシアターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジューンS、ウメノターボが中団前目から見事な末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はグランスクセーでリードは1馬身。単独の2番手にエレガントモアが続く。2馬身以上空いて、ジュビレーションとヤマニンサイボーグが3番手。1馬身離れて、ロードスターとリアルヴィジョンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは13番人気のヤマニンサイボーグ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたウメノターボが自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、3番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた13番人気のヤマニンサイボーグが続き、2着とハナ差の3着には、中団後方の位置から鮮やかな末脚を披露した2番人気のツジノワンダーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のリアルヴィジョンが入線、さらに2馬身差の5着には、中団後方にいたハヤカゼジョーが食い込んだ。