2歳未勝利

レース展開

ヴァンクレメンツが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにアーネストミノルとダイチヴュルデが取り付く

ハナを奪ったのはヴァンクレメンツ。後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にアーネストミノルとダイチヴュルデが並ぶ。その後ろ、ダイメイリシャールが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはカンナカムイ。その1馬身後ろ、オクリモノとフヨウアーミーデーは中団前目。ディアポジションは中団馬群の真ん中あたりを追走。コスモロザラムは中団後方の位置取り。その直後、ブックマークレット、シゲルキシュウ、ビバサクラサクラらが10番手。その2馬身以上後ろ、カガグレイハートは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはモリトラッキー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはドータン。ポツンと離れた最後尾にクリノパンテオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ダイチヴュルデが秀逸な決め脚を披露して前方の馬達を易々と抜き去る

先頭はヴァンクレメンツでリードは1馬身。単独の2番手にアーネストミノルが続く。そのすぐ後ろ、ダイメイリシャールとダイチヴュルデが3番手。1馬身離れて、オクリモノとカンナカムイが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはアーネストミノル。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたダイチヴュルデが驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から迫力のある伸び脚で猛進したアーネストミノルが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したダイメイリシャールが入った。そこからハナ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のカンナカムイが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたディアポジションが食い込んだ。2番人気のシゲルキシュウは11番手にいたがもうひと伸びが足りず10着に敗れた。