シドニートロフィー

レース展開

アイリッシュカーリが後続を牽引、その半馬身後ろにゲイリーレディ、テイエムペガサス、マチカネコンチキチ、タマモゴーウェルが取り付く

アイリッシュカーリが先頭に立つ格好となり、僅かなリードでレースを引っ張っていく。2番手にゲイリーレディ、テイエムペガサス、マチカネコンチキチ、タマモゴーウェルらが並ぶ。少し差があって、スーパークロス、ダッシュホーラー、セトハーバー、キーボナンザらが6番手の好位につける。その1馬身後ろ、タイキスコーピオは中団前目。ウイスキージャックとヤンガースシチーは中団後方の位置。キャロルウインドは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。ポートフラッシュは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて運ぶのはカーリスロゴス。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはマコトシンゲキ。殿にトウカイプリンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シドニーT、キャロルウインドが中団後方から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はアイリッシュカーリでリードは体半分。2番手にゲイリーレディが続く。そのすぐ後ろ、スーパークロス、マチカネコンチキチ、タマモゴーウェルらが3番手。1馬身離れて、タイキスコーピオ、ダッシュホーラー、セトハーバー、キーボナンザらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団後方にいた2番人気のキャロルウインドが目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったポートフラッシュをクビ差で封じて勝利を掴み取った。2着のポートフラッシュから2馬身半差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びたヤンガースシチーが入った。そこからハナ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたタイキスコーピオが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたウイスキージャックが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはキーボナンザが入った。1番人気のセトハーバーは先行勢の後ろにいたが失速して11着に敗れた。