冬芽特別

レース展開

ディアドラが集団を率いる展開、直後の位置にハイヤーグローとクリーンクルーが取り付く

ディアドラが果敢に端をきり、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。2番手にハイヤーグローとクリーンクルーが並ぶ。その後ろ、カイジンシーズとファウンテンデューが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、キョウエイフェローは中団やや前。エーシンエッティンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ローレンネイティブは中団後方の位置取り。そのあと、ステパノスが9番手。デザートボスは後方4番手で進出の機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはラッキージンクス。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはアンダーボナンザ。殿にウエノマルオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

冬芽特別、ラッキージンクスが颶風の様な末脚を発揮して前方の各馬をまとめてひと飲み

先頭はディアドラでリードは1馬身。単独の2番手にファウンテンデューが続く。その直後、ハイヤーグローが3番手。1馬身離れて、ステパノスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは10番人気のファウンテンデュー。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいたラッキージンクスが次元の違う末脚を炸裂させてファウンテンデューを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着のファウンテンデューから2馬身半差の3着には、中団の位置から鮮やかな末脚を披露した11番人気のキョウエイフェローが入った。そこから2馬身遅れた4着には、逃げ粘ったディアドラが入線した。1番人気のハイヤーグローは絶好位にいたが失速して10着に敗れた。2番人気のウエノマルオンは最後方にいたが末脚弾けず7着に敗れた。