第81回 日本ダービー（東京優駿） (G1)

レース展開

エキマエが馬群を牽引、少し離れた2番手にトーセンスターダムが続く

エキマエが敢然と端をきり、後続との差を2馬身以上保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にトーセンスターダムが続く。2馬身以上離れて、サウンズオブアースとイスラボニータが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはワンアンドオンリーとタガノグランパ。その1馬身後ろ、マイネルフロストは中団やや前。ベルキャニオンは中団馬群の真ん中あたりを追走。アドマイヤデウスとワールドインパクトは中団後方の位置取り。その直後、スズカデヴィアスとトゥザワールドが11番手。後方7番手で腰を据えて運ぶのはアズマシャトル、ハギノハイブリッド、レッドリヴェールら3頭。どん尻にショウナンラグーンとサトノルパンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京優駿、ワンアンドオンリーがロスの少ない走りで世代の頂点に輝く

先頭はトーセンスターダムでリードは1馬身。単独の2番手にイスラボニータが続く。その後ろ、サウンズオブアースとタガノグランパが3番手。1馬身離れて、ワンアンドオンリーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは1番人気のイスラボニータ。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたワンアンドオンリーがグングンと末脚を伸ばしてイスラボニータを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のイスラボニータから1馬身半差の3着には、中団前目の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったマイネルフロストが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた16番人気のタガノグランパが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいた2番人気のトゥザワールドが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはショウナンラグーンが入った。