エストレーナ（1987年生、母スイートアフトン）

エストレーナ（1987年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時14歳）と交配したスイートアフトンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地21戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上C4。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

8月13日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は476kg。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい6着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた5戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

3歳（1990年）

1月28日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（9戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は内田国夫騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず15着に終わった。

6月17日、中7週で迎えた16戦目は、秋山忠一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/重）に出走。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山忠一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた18戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山忠一騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月9日、中8週で迎えた19戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山忠一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋山忠一騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた21戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋山忠一騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた22戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホツトボタンに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1991年）

4月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミズホリリーをアタマ差制して久しぶりの実戦を物にした。

4月27日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蔵重浩一郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイエロードラゴンに1馬身半の差をつけて3勝目をゲットした。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャラントベストから2馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた32戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴシンイチに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

9月10日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェートプレスから1馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた36戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた37戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井敏雄騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクイックラガーから1馬身半差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1992年）

6月8日、約6か月の休養明けで迎えた42戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（11戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた45戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。