エイシンキングオー（1997年生、母エイシンギャロップ）

エイシンキングオー（1997年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時12歳）と交配したエイシンギャロップが14歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方4戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月6日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3歳（2000年）

5月7日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のオースミシティーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月4日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は金折知則騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4歳（2001年）

1月5日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

12月17日、約11か月半の休養明けで迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般D（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2002年）

3月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般D（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーフェザントから3/4馬身差の2着となった。

4月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービートップから2馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた15戦目は、一般D（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。