ブルームーンブルー（2007年生、母ラルーナピエナ）

ブルームーンブルー（2007年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「青い月。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時10歳）と交配したラルーナピエナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ミルファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2011年の一般C3三四五。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミルファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月19日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2010年）

1月31日、中9週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい17着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた5戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた6戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒネラウカタウリを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラアメイズに3/4馬身届かず2着となった。

6月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、トモノスイングに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、中0週で迎えた11戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオウシュウヒットをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったセイカディーバにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、シンカンキセキに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るディープブラックを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウパルスを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って勝利をモノにする

11月17日、中8週で迎えた17戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前住和寿騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4歳（2011年）

1月4日、中2週で迎えた19戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前住和寿騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

1月28日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前住和寿騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月2日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた21戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったラインカイザーにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月15日、中5週で迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

5月19日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩城方元騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセトウチダッシュに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

6月17日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。