ピサノイイゴス（1996年生、母シャダイラーク）

ピサノイイゴス（1996年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したシャダイラークが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方46戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の一般C12。

経歴

デビュー前

2歳のとき、ノーザンファームから「プレミア3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、市川義美によって2,100万円で落札された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月10日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

2月27日、中6週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月13日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月20日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた8戦目は、満田英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミスキョートナミに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月19日、連闘で迎えた15戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた16戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた17戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた19戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、早苗特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2001年）

1月1日、連闘で迎えた24戦目は、一般C7（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は満田英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で満田英樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で満田英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で満田英樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた28戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で満田英樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で満田英樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で満田英樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた31戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で満田英樹騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた32戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で満田英樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシスターギャロップから3/4馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で満田英樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で満田英樹騎手（11戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で満田英樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、連闘で迎えた36戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で満田英樹騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた37戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で満田英樹騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた38戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で満田英樹騎手（15戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた39戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で満田英樹騎手（16戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーポシブルから1馬身半差の2着となった。

9月4日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた40戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた41戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は満田英樹騎手（17戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた42戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で満田英樹騎手（18戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月2日、中1週で迎えた43戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で満田英樹騎手（19戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月9日、連闘で迎えた44戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で満田英樹騎手（20戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた45戦目は、満田真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた46戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で満田真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた47戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で満田真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた48戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で満田真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた49戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で満田真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた50戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で満田真吾騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた51戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で満田真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2002年）

1月1日、連闘で迎えた52戦目は、一般C10（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で満田真吾騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。