グレートティアラ（1998年生、母グレートクイン）

グレートティアラ（1998年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時21歳）と交配したグレートクインが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。戦績は、地方49戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系4歳以上C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2000年）

12月14日、デビュー戦は下原理騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた2戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2001年）

1月4日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳F7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のパピヨンホークに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月31日、中1週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F4（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケヤキトップから半馬身差の2着に敗北した。

3月22日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系3歳F4（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキオフラッシュからクビ差の2着に甘んじた。

4月6日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレディホマレに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月20日、中1週で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後はコホウメガミと並んで10着同着となった。

9月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、清水貴行騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清水貴行騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で清水貴行騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C8（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で清水貴行騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C8（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキーダイオーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月28日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清水貴行騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、連闘で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハッタペガサスをハナ差制して勝利を手中に収めた。

1月25日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

2月20日、中1週で迎えた22戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマフジレインボーから1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブラウンシュガーに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月2日、中1週で迎えた25戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るフセノシャークを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

4月29日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B3（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はキビノテイセンと並んで3着同着となった。

8月22日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた29戦目は、さぎ草特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はセンターサンライズと並んで4着同着となった。

10月29日、中1週で迎えた31戦目は、南淡・淡路人形特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた32戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、ノーベンバー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた33戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた34戦目は、卯辰山特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた35戦目は、コーヒーマート特別（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた36戦目は、創作料理の醍庵特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた37戦目は、花吹雪特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた38戦目は、若草特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた39戦目は、皐月特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた40戦目は、ペプシコーラ特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で桑野等騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた41戦目は、手取川特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で桑野等騎手（9戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた42戦目は、山内康揮騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた43戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山内康揮騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山内康揮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内康揮騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山内康揮騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた48戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月17日、連闘で迎えた49戦目は、アラ系3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。