ナカミブラントン（1992年生、母ナカミライラツク）
Nakami Blanton
1992.04.01
ナカミブラントン（1992年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時16歳）と交配したナカミライラツクが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方46戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の一般C4-10。
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1994年）
12月10日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は418kg。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
3歳（1995年）
3月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。
6月3日、中9週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
7月15日、中5週で迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。
8月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
9月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
12月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4歳（1996年）
1月10日、中0週で迎えた11戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた13戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4-10（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のツメノロードに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
3月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた17戦目は、マッチメイトショー（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月16日、中2週で迎えた18戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。
5月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米田真由美騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた20戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月24日、中3週で迎えた21戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアロマブランチから3馬身差の2着に敗北した。
7月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセフティシャレードから半馬身差の2着に敗北した。
8月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラナスタマオーから4馬身差の2着に敗北した。
8月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴルデンエクシードから1馬身半差の2着に敗北した。
9月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今治宏信騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今治宏信騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で今治宏信騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で今治宏信騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で今治宏信騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今治宏信騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月23日、中5週で迎えた32戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で今治宏信騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5歳（1997年）
1月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で今治宏信騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月6日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月20日、中1週で迎えた35戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、C5-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月1日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた40戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月15日、中1週で迎えた41戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた42戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のネフェレディに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
8月11日、中1週で迎えた43戦目は、C4-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森橋日出雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた44戦目は、C5-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森橋日出雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月9日、中1週で迎えた45戦目は、C5-1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森橋日出雄騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月22日、中1週で迎えた46戦目は、C5-1（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で森橋日出雄騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月21日、中3週で迎えた47戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6歳（1998年）
4月6日、約5か月半の休み明けで迎えた48戦目は、山上由紀子騎手を鞍上に迎えて、一般C5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
4月12日、連闘で迎えた49戦目は、一般C5（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は高田知和騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた50戦目は、一般C5（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山上由紀子騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズホダイナを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。
5月10日、連闘で迎えた51戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
6月1日、中2週で迎えた52戦目は、一般C5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山上由紀子騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた53戦目は、一般C5（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山上由紀子騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。
7月12日、中3週で迎えた54戦目は、一般C5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山上由紀子騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。