ケリーロッチ（1999年生、母ナースアンビション）

ケリーロッチ（1999年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時7歳）と交配したナースアンビションが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本智広。戦績は、中央平地1戦0勝、地方32戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年のフレッシュゴールド(A)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本智広から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

斉藤弘光厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2001年）

10月9日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホウライコマンドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2002年）

4月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた4戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず17着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラキラリから半馬身差の2着となった。

7月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウキョウピストルから1馬身半差の2着に敗北した。

9月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンユウキオウに3馬身の差をつけて優勝

4歳（2003年）

1月3日、連闘で迎えた16戦目は、千両特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゲンユウキオウからクビ差の2着に甘んじた。

1月30日、中3週で迎えた17戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のナチュラルタレントに4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジレインボーに1馬身半の差をつけて制した。

3月21日、連闘で迎えた21戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（11戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のペアータッチに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月16日、中8週で迎えた23戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、紅花特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2004年）

2月26日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったチャレンジホーラーから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエターナルフィールに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月12日、中1週で迎えた27戦目は、たんぽぽ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（15戦5勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた28戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（16戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシリアスシーダーから3馬身差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉本隆記騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユズエンブレムに1馬身の差をつけて7勝目を奪取した。

5月25日、中2週で迎えた30戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉本隆記騎手（18戦6勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉本隆記騎手（19戦6勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田崇史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（20戦6勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。