モエレコマンダー（2001年生、母サマーミストレス）

モエレコマンダー（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時11歳）と交配したサマーミストレスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、地方26戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村和夫から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

7月16日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた3戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスティアグリーから2馬身半差の2着となった。

10月23日、連闘で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアラシノセイシュンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユキノスパークリーをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアンタレス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月19日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のペチュニア賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦2勝）。6頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の日本海ダービー（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた18戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた20戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦のがんばれ金沢競馬特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた23戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、パッションサイトに交わされて2馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。