ディアデイジー（2017年生、母イエスマイダーリン）

ディアデイジー（2017年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「こんにちは、デイジーさん」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時11歳）と交配したイエスマイダーリンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浜本牧場。主な勝ち鞍は2020年のパール賞( 牝)。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

8月4日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3歳（2020年）

1月18日、中8週で迎えた7戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月8日、中2週で迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた11戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

2020年5月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月31日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた12戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスイレン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったサイモンサンバに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、マイネルアルモニコに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のパール賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサンディロンを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中3週で迎えた15戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

9月30日、中6週で迎えた17戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の鶫特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

10月26日、中0週で迎えた19戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の谷津干潟特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のエスプリシーズで川崎記念をレコードで制した男森下博記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた21戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサイネリア特別（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

12月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、3歳戦の鴛鴦特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた23戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の今日からクライマックスリレー賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4歳（2021年）

1月15日、中2週で迎えた24戦目は、羅生門2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月25日、中0週で迎えた25戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アストレア賞（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

2021年2月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。