マイネルアルモニコ（2017年生、母ゲイリーピクシー）

マイネルアルモニコ（2017年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋調和（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時8歳）と交配したゲイリーピクシーが20歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田修一。主な勝ち鞍は2020年のTPC記念神領ババキ杯(A3)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月6日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月23日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2020年）

2月9日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月31日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の株式会社大和組創業90周年記念PART1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリアトリスを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンエンパイアに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月16日、連闘で迎えた8戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るディアデイジーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のTPC記念神領ババキ杯（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のダヴィンチノチョウに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のネプチューンオオカブト特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天競馬杯ポイント貯まる特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったエムティエーレに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、のぶっちょ生誕祭（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ハーモニーソードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月3日、中2週で迎えた13戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

4歳（2021年）

1月21日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた20戦目は、DASH岸和田オープン記念特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で板野央騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で板野央騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で板野央騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で板野央騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月22日、中7週で迎えた27戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、スマホでラクラク楽天競馬!賞（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のカトリーヌスリジエに2馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

8月29日、連闘で迎えた28戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた29戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイトスターリリーを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月28日、中1週で迎えた30戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、かっかお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬はポイント貯まる賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したハナイロコマチを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

11月21日、中5週で迎えた32戦目は、楽天競馬はスマホでラクラク投票特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。