ハーモニーソード（2016年生、母アドマイヤハッピー）

ハーモニーソード（2016年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋剣」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時15歳）と交配したアドマイヤハッピーが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。主な勝ち鞍は2020年ののぶっちょ生誕祭(一般B2三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、グローリアスジャパンによって432万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月24日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は520kg。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。

3歳（2019年）

1月19日、中7週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

3月30日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

7月28日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた7戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、宮の沢白い恋人サッカー場賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のアメジストヴェイグに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本咲希到騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた12戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったトキノユウホウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスペシャルトリップに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2020年）

3月17日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のジャストインタイムを半馬身振り切って3勝目を収める

3月31日、中1週で迎えた15戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、いけもとまさひろ退職記念（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプレシャスグリーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて優勝

4月28日、中3週で迎えた16戦目は、楽天競馬でおトクにポイント貯まる特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、一里野高原特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた18戦目は、尾山特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（5戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたアルバリ決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、ガーベラ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた20戦目は、彦星賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた21戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた22戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（9戦2勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた23戦目は、のぶっちょ生誕祭（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルアルモニコを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を獲得した。

11月1日、中2週で迎えた24戦目は、HBA組合長賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

5歳（2021年）

3月16日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、菜の花特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた26戦目は、自由の翼を胸に、お疲れさまでした記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（4戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったサクラルコールに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた29戦目は、蘇原光也記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬で石川県特産品が当たる賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた31戦目は、サクラソウ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた32戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。