ニッポーキャプテン（1995年生、母ニッポーグレース）

ニッポーキャプテン（1995年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時6歳）と交配したニッポーグレースが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はWing Farm。戦績は、中央平地41戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

10月5日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/重）に出走。馬体重は482kg。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたストロングアーミー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウメノターボ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

12月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（1998年）

1月17日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に敗れた。

6月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ミスズシャルダンに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で郷原洋司騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で郷原洋司騎手（10戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、テイトハンターに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で郷原洋司騎手（11戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のゴールデンナンバーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で郷原洋司騎手（12戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上500万下の相模湖特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で郷原洋司騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

10月31日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で郷原洋司騎手（14戦1勝）。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、4着に入った。

12月6日、中4週で迎えた16戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の恵那特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

4歳（1999年）

1月10日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（15戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた18戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

3月6日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、5歳以上500万下の小牧特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。

5月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（16戦1勝）。17頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

5歳（2000年）

3月11日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（17戦1勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の遠野特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下の青葉城特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（18戦1勝）。17頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた26戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（19戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の富里特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（20戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（21戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下の習志野特別（中山芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（22戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（23戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（24戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（25戦1勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月24日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（26戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

6歳（2001年）

1月20日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（27戦1勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

11月10日、約10か月の休み明けで迎えた37戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（28戦1勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた38戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

7歳（2002年）

1月20日、中5週で迎えた39戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた40戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

2月10日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上500万下の小石原特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたフローレスライン決め手に屈して半馬身差の2着となった。