コスモビリーブ（2001年生、母ユアーグレース）

コスモビリーブ（2001年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奪う」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のテンビー（当時11歳）と交配したユアーグレースが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、前川牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって378万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月2日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月17日、中0週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月6日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズランティアラから半馬身差の2着となった。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラルビコンをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったパラダイスアーチから約13馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、スパーク賞（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた9戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた11戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2005年）

1月10日、中0週で迎えた14戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた19戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

5月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のジャスミン賞（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた27戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスイートピー賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた29戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のたけお・ますみ結婚記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。